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追憶の桜 14

☆更新が遅くなったうえ・・・短くて、申し訳ございません。相方が三連休だったもので、パソコンに向かうことができませんでした。そんな中、スカイツリーが開業しましたね。行ってきましたよ、雨の中。前日はなんとか晴れて、金環日食も見れました。皆さんはご覧になりましたか?・・・さて、少しですが続きをお楽しみいただけると幸いです☆

















「志葉の血を引く?」




源太は千明の言葉を聞いてもまだ、意味がわからずに、渋い顔をしていた。




「だから、丈瑠には何もない……なんてことはなかったんだよ!!生まれた時から『志葉丈瑠』だったってことだよ、源ちゃん!!」




千明の最後の言葉は涙声になっていた。




「私は、この世に生を受けた時から影武者として育てられた。それに疑問を持たず、その使命を全うすることが幸せだと思っていた。……丈瑠もきっとそうだったのだろう。だが、それは間違っていたのだ。この桜が、そしてこの刀が真実を教えてくれたのだ」




そう言った彼は手にした裏正を目の前に掲げると、にやり…と笑みを浮かべ、「復讐だ」…と呟いた。
その刹那、丈瑠の瞳が紅く揺らめいた。




「……さぁ、もう一度聞く。志葉の前当主はどこにいる?」




そう口にした彼の顔からは、笑みは消え、氷のように冷たい視線が千明を睨みつけた。




「な…なん…だよ、真実…復讐……って。そんなの…言えるわけないだろ……そんなの絶対に…………」




千明の声は震えていた。
丈瑠への思いに胸を痛め、涙が出そうになるのを堪えての震えではない。
心の底から湧き出る恐怖での震えだった。




……怖い。丈瑠が……怖い。
でも、言えない。
お姫さまの居場所を言えるはずがない。
言ったら、アイツはお姫さまに刃を向けるだろう。
そんなことになったら、丈瑠が悲しむ。
辛く苦しい思いを一生背負っていくことになる……。


そんなことはさせない。
俺が絶対にさせない。
これ以上、丈瑠の苦しむ姿なんて見たくない……。




震える手でシンケンマルを握ると、奥歯を噛みしめ丈瑠を睨み返した。




「それが、答えか。……せっかく命を取らないでやろうと言うのに、まあ、いいだろう」




そう言うと、丈瑠はいつも千明や源太が見る構えをし…「参る」と低い声を響かせた。















☆さて、ようやく次週より話が進みます。すみません、ここまでダラダラしてしまいまして・・・。ことはちゃんもようやく出てくる予定になっております。お待ち頂けると嬉しいです☆




☆momoko様、お忙しい中、お越しいただきありがとうございます。さて、まだちょっと出生の秘密は先の方まで延ばさせて頂こうかと。全てが明らかになるのは・・・みんな(他の侍達)がいる時と思っています。私・・・momoko様の影シリーズも楽しみです!!どの話も大好きなんですけど、痛々しい殿・・・大好物なんです。


☆sin様、こんなノロノロ更新の小説をいつもお待ち頂き、コメント・・・ほんとうにありがとうございます。これからの殿をお楽しみ頂けると嬉しいです。それにしても、小学校って幼稚園より楽なのかと思っていたら、そうでもなくて・・・。まだまだ慣れない私です☆











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まとめtyaiました【追憶の桜 14】

☆更新が遅くなったうえ・・・短くて、申し訳ございません。相方が三連休だったもので、パソコンに向かうことができませんでした。そんな中、スカイツリーが開業しましたね。行ってきましたよ、雨の中。前日はなんとか晴れて、金環日食も見れました。皆さんはご覧になりま...
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南 ユキ

Author:南 ユキ
シンケン妄想小説置き場です


朴路美さん見たさにシンケンを見て、殿にハマった……大人です。
そして、妄想が膨らみ、殿×ことはの小説なんぞを書かせて頂いてます。

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