if… 3
☆すみません・・・少し空いてしまいました。小学校が始まると、忙しくなりますね。学校に行ったり、子供会に行ったりと、下チビを抱っこして駆けずり回ってました。そんなこんなで、短い更新となりますが、よかったら読んで下さいませ☆
「あら、殿様。遅いお目覚めですね」
丈瑠は不意に誰かに、そう声を掛けられた。
「茉…子?」
振り向いた視線の先にいたのは、茉子だった。
……『殿様』…って、何だ!?
ことは…ではなく、茉子が俺の事を…殿様……だと?
……何か怒っているのか?
そうでなければ、そんなわざとらしく、殿様…なんて言わない……よな。
いや、しかし怒られる意味がわからん。
……昨日は茉子とは特に、これといって大した話はしていなかったと思うが。
――――!!
もしかして、ことはのことで何かあった…というか、何か聞いたのか!?
だとしたら、千明と出掛けた理由を知っているはず。
そうだ!!
きっと、そうに違いない!!
「茉子、何か…知っているのか?」
丈瑠は、勝手な思い込みで、茉子へと詰め寄った。
「何をです?」
そんな丈瑠に対し、茉子は眉間に皺を寄せ返事をした。
「いや…その……、ことはが…怒っているか、落ち込んでいるのか……を、だ。」
最早、丈瑠の頭の中では、ことはが何か自分に対し怒っているか、または落ち込んでいて、それを茉子に話し、茉子がそれを怒って、自分を『殿様』と呼び、これ見よがしに、ですます…で話しかけている…のだと思いこんでいた。
「ことはが何かしたんですか?あの子、ドジだしトロイから、何か殿様に迷惑かけたんですか?」
丈瑠は、茉子の返事に言葉を失った。
……茉子が……ことはの悪口を言っている…………。
どういうことだ!?
茉子をじっと見つめたまま丈瑠が動けないでいると、続けて茉子が口を開いた。
「今は、そんなことより、やらなければならない事が沢山あるんじゃないんですか?」
……やらなければならない事?
「結婚式ですよ。明後日なんですよ?わかってますか?」
固まったままの丈瑠に、茉子は小さくため息をつきながら、そう言った。
「わ…わかって……いる。だから……」
……だから、ことはが千明と…ってのが気になるんじゃないか!!
「しっかりして下さい、十八代目…御当主様」
茉子のその言葉に、一瞬にして丈瑠は顔色を変えたのだった。
☆まずい・・・です。数回で終わらせられないかも・・・。頭の中ではそんなに続かない予定だったのですが、書いていると、色々と言葉が出て来てしまって・・・。もちろん、きちんと最後まで話は出来ているので、きちんと書き上げたいと思っています。さて、茉子ちゃんが出てきましたが、今回のキーパーソンは茉子ちゃんとなります。赤×黄・・・なのに、話の流れは赤×桃となることをお許し下さい☆
☆sin様・・・情報、ありがとうございました!!今回こそは、忘れないようにしないとです☆
☆momoko様・・・後ほど、momoko様の方に、お返事&感想(お話はもう読ませて頂きました)を書かせて頂きたいと思います。お気づかい、とてもとても嬉しいです。ありがとうございます☆
「あら、殿様。遅いお目覚めですね」
丈瑠は不意に誰かに、そう声を掛けられた。
「茉…子?」
振り向いた視線の先にいたのは、茉子だった。
……『殿様』…って、何だ!?
ことは…ではなく、茉子が俺の事を…殿様……だと?
……何か怒っているのか?
そうでなければ、そんなわざとらしく、殿様…なんて言わない……よな。
いや、しかし怒られる意味がわからん。
……昨日は茉子とは特に、これといって大した話はしていなかったと思うが。
――――!!
もしかして、ことはのことで何かあった…というか、何か聞いたのか!?
だとしたら、千明と出掛けた理由を知っているはず。
そうだ!!
きっと、そうに違いない!!
「茉子、何か…知っているのか?」
丈瑠は、勝手な思い込みで、茉子へと詰め寄った。
「何をです?」
そんな丈瑠に対し、茉子は眉間に皺を寄せ返事をした。
「いや…その……、ことはが…怒っているか、落ち込んでいるのか……を、だ。」
最早、丈瑠の頭の中では、ことはが何か自分に対し怒っているか、または落ち込んでいて、それを茉子に話し、茉子がそれを怒って、自分を『殿様』と呼び、これ見よがしに、ですます…で話しかけている…のだと思いこんでいた。
「ことはが何かしたんですか?あの子、ドジだしトロイから、何か殿様に迷惑かけたんですか?」
丈瑠は、茉子の返事に言葉を失った。
……茉子が……ことはの悪口を言っている…………。
どういうことだ!?
茉子をじっと見つめたまま丈瑠が動けないでいると、続けて茉子が口を開いた。
「今は、そんなことより、やらなければならない事が沢山あるんじゃないんですか?」
……やらなければならない事?
「結婚式ですよ。明後日なんですよ?わかってますか?」
固まったままの丈瑠に、茉子は小さくため息をつきながら、そう言った。
「わ…わかって……いる。だから……」
……だから、ことはが千明と…ってのが気になるんじゃないか!!
「しっかりして下さい、十八代目…御当主様」
茉子のその言葉に、一瞬にして丈瑠は顔色を変えたのだった。
☆まずい・・・です。数回で終わらせられないかも・・・。頭の中ではそんなに続かない予定だったのですが、書いていると、色々と言葉が出て来てしまって・・・。もちろん、きちんと最後まで話は出来ているので、きちんと書き上げたいと思っています。さて、茉子ちゃんが出てきましたが、今回のキーパーソンは茉子ちゃんとなります。赤×黄・・・なのに、話の流れは赤×桃となることをお許し下さい☆
☆sin様・・・情報、ありがとうございました!!今回こそは、忘れないようにしないとです☆
☆momoko様・・・後ほど、momoko様の方に、お返事&感想(お話はもう読ませて頂きました)を書かせて頂きたいと思います。お気づかい、とてもとても嬉しいです。ありがとうございます☆
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